こんにちは!
石川県金沢市や白山市を中心とする北陸3県で工場設備製作など鋼構造物製作、リノベーション事業、イノベーション事業を手掛けている有限会社西田鉄工です。
弊社では、農業機械の部品製作も行っております。
今回は、「農業機械で使用される部品の特徴」についてご紹介したいと思います。
ぜひ最後までご覧ください。

農業機械とは?


農業機械とは、農作業の基本的な作業である「耕す」「植える」「収穫する」などに用いられる機械全般を指します。
農業機械は、圃場機械と農産機械に分類されます。
トラクターやコンバインのように圃場で作物を生産するのに使用される機械を圃場機械といいます。
籾すり機や精米機などの農産物を加工、選別、保管する際に使う機械を農産機械といいます。
農業機械は時代が進むにつれて機械化が進められています。
それにより、労働力の軽減や労働時間の短縮、作物生産コストの低減など、大いに期待されています。

農業機械で使用される部品の特徴とは?

トラクターは、圃場機械の代表的なものとして挙げられます。
車体前後の動力部に多種多様な作業機を取り付けることによって、田畑を耕したり、肥料や農薬を散布したりできます。
トラクターは、エンジンの始動やライトの点灯のために電気が必要です。
そのため、電気を蓄えておくバッテリーが搭載されています。
軽量かつコンパクトで高出力であることから、農業機械ではリチウムバッテリーが搭載され始めています。
しかし、リチウムバッテリーの使用における発熱や発火、発煙が報告されています。
そのような事故を防ぐためには、絞り加工を施したバッテリーケースの使用がオススメです。

リチウムバッテリーの発火原因とは?

リチウムバッテリーが発火現象を起こす原因の一つに、微細な異物の混入によるショートがあります。
農業機械は土砂などで使用されるため、リチウムバッテリーにとって過酷な現場での使われ方です。
またリチウムバッテリーに、農業機械使用中の事故などにより衝撃が応力をかけることで発火してしまうケースもあります。
これらを避けるためには、絞り加工を施したバッテリーケースの使用がオススメです。

絞り加工を施したバッテリーケースとは?

絞り加工では、切削や溶接を行いません。
そのため、バッテリーケース自体に傷やひずみ、シワがない加工が可能となり、バッテリーケースの表面の亀裂などから異物が侵入することがありません。
それゆえ、バッテリーのショートを防げます。
また絞り加工では、部分によっては変形量が大きいため、加工硬化が期待できます。
加えて、部分によっては冷間鍛造を施されるため、金属レベルで強度が向上します。
それによって、外部からの衝撃による応力に対する対策が可能です。

バッテリーケースの材料とは?

リチウムバッテリーのケースには、ステンレスが用いられることが多いです。
ステンレスには、優れた腐食性と加工性に富んでいるという特徴があります。
それにより、バッテリーケースの変形が少なく、希望する形状の製作が可能になります。
ステンレスを絞り加工をすることで、より耐久性に優れた、精度の高い部品をつくることが可能です。
その結果、リチウムバッテリーのマイナス面を拭うことが実現できます。

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